レポ:9/27(土)韓国ALOHA Seoul


実に久しぶりの韓国。
今回は日本から数名の参加。
ジャイラくん、rena、JazzoomCafe、
そして僕の4名だ。

他には台湾のFeng E。
彼がまだ小さな少年だった頃、
ハワイのコンペティションで
ナイスなプレーを披露してくれていたのを
今でもハッキリと覚えている。
小さな少年も随分大きくなって
頼もしくなった。

成田でのチェックインから
色々あったのだが
これが帰りの成田での衝撃の
始まりだったのかもだなw。

我々一行は仁川(インチョン)空港に降り立ち
お迎えのムンさんと佐藤行衛さんと一緒に
電車でホンデへ移動。

ムンさんは今回のイベントのオーガナイザー。
昔からとてもお世話になっている方だ。

佐藤行衛さんは、以前AiGozで対バンした
コプチャンチョンゴルというトリオバンドの
ギター&ボーカルだ。
久しぶりの人懐っこい笑顔に再会し嬉しくなる。
彼は、今回通訳として我々をアテンドしてくれる。

ホンデ到着後、ひとまず夕食。
その後、リハーサル。

このリハは、各メンバーが
韓国プレイヤーたちとセッションするので
そのためのリハだ。
構成を確認したり、新たに組み直したり。

僕は歌手のキム・サンウと
ウクレレプレイヤーのペ・ウジュと一曲。
「路地裏」というブルースで
超有名なブルースバンドの曲なんだそうだ。

ボーカルのサンウはそこの何代目かの
ボーカリストであり、さすがに上手い。
しかも味わいもある。

僕も少し歌わせてもらうので
日本語に訳して歌ってみた。
これは日本でやってもカッコいいかも。

ホンデから仁川へ移動。
ホテルにチェックイン。

翌日。
会場へ向かうために
かなり早い時間にホテルを出る。
会場はソウル市内だからだ。
電車で1時間くらい。

会場は中ホールといった広さ。
なかなか素敵な空間だ。
思いの外、デッドな空間。
おそらくお芝居とかがメインの
会場なのだろうと思われる。

早めに会場入りしたのだが
何かと不手際があり音出しができない。
開場1時間前にようやく音が出る。
こんなんで大丈夫かと思う中、
主催のムンさんは「開場します」と。
通訳の佐藤さんは「それは無理だ!」と
現場は一時騒然。
ミュージシャン側からすると
佐藤さんがいてくれてホントよかった。

出演者は10数名。
コラボ演奏もあるが全てのチェックは出来ず
回線チェックもできなかったプレイヤーもいる。

Feng Eに至っては
エフェクターボードの電源トラブルで
音も出ない。
急遽、ジャイラくんが自身のボードを提供。
さすがである。

ジャイラくんは、事前に
ボードで音を作りこんできているという。
それを貸すのだから、
当然、細かなメーターはいじられることとなる。

思えば最初の韓国でのフェスで
彼の師匠の渡辺DAICHIのボードも
本番直前に火を吹いていたなと思い出す。
師弟でえらい目に遭っているが
その対応力は素晴らしかったぞ。

そして定刻に開場。
とても多くのお客様に来ていただき
演目は順調に進む。
「途中休憩は無しで」とか
その他色々現場で連絡が入り乱れる。
全く聞いていないことが次々と起こる。

それでもなんとか乗り切れたのは良かった。
なんとかなるものだ。
前の演者が次の演者を呼び込み
コラボするという流れだ。

セットリスト
0。路地裏(w/キム・サンウ、ぺ・ウジュ)
1。ルパン三世’78
2。急げ!サイダーポップ
3。カノン

韓国の皆さんはとても楽しみ方が上手で
久しぶりに「急げ!サイダーポップ」で
皆さんとぴょんぴょんした。
終わった後のサイン会で
「あのサイダーの曲、大好きです」と
言ってもらえたりしてやっぱり嬉しいよね。

打ち上げは近所のレストランを貸切で
日本からのフラチームも一緒に
歌ったり踊ったり。

僕のウクレレを作ってくれた
キム・ジョンテも打ち上げまで
参加してくれて嬉しかった。
彼は12月に西荻で開催される
「師走のウクレレ展」に参加するそうで、
ぜひ足を運んでほしい。

仁川へ戻り
翌朝4時にロビー集合。
8時過ぎの飛行に搭乗。

日本へ到着後、荷物を受け取る。
あろうことか
スーツケースのロック部分が壊れている。
ウクレレベースを入れていたハードケースの
パーツも外されて無くなっている。

チームジャパンのみんなとはここでお別れ。
空港職員に相談し、
保険会社へ連絡し、
やれやれw。

ある意味とても思い出深い韓国となった。
韓国のプレイヤーたちも素晴らしかった。
やっぱり時々海外に身を置くというのは
とても大事なんだなと痛感。