レポ:6/1(日)WS+miniライブ@東京ポエポエ


祐天寺の駅前にあるポエポエでの
WS+miniライブである。

初級編はPPMの「500マイル」。
中級編はビートルズの「I will」。
どちらもゆっくりとしたテンポの曲なので
さまざまなテクニックを
意識的に身につけることができるので
なかなか良い題材だと思っている。

曲によってそりゃまぁ様々なテクニック
なんてものがあるのはあるが
いわゆる演奏する上でのテクニック
というものは複合型なので、
例えばここはAというテクニックを使うとか
ここはA+BにCを少し混ぜるとかね。

可能な限りそいつを皆さんに
伝えられたらなと思ってWSに臨むのだが、
今回は自分の中でテーマをひとつに絞って
やってみた。
その周りに付随するものも
もちろん含めてだけどね。

初級編・中級編ともに共通するテクニック。
それはたったひとつのテクニック。
どのプロミュージシャンも間違いなく
それをやっているというテクニックだ。

つまりそれが出来ていないプレイヤーは
プロとして仕事をしているかもしれないが
個人的にはプロとは呼べないと思っている。
それくらい大事なテクニックだ。

参加者の方々から
「これは教わったことがない」
という声も聞かれ
伝えられて良かった良かったと
感じている。

テクニックは伝えるが
僕が本当に伝えたいのは
それを飛び越えたところにある
「音楽」そのものだ。

つまり「弾ける」というのと
「音楽を届ける」というのは
違うと思っているからだ。

究極を言うならば
上手い・下手は正直関係ない。
演者の音楽を聴いた人の心が
ほんの少しでも揺さぶられたのなら
それは素晴らしい音楽だということだ。

それをちょっとだけ後ろ楯するのが
いわゆるテクニックと呼ばれるものだ。
なんだか偉そうで申し訳ないw。

ひとつだけお勧めしたい事がある。
WSを受けるにあたって
事前に課題曲が発表されるわけだが
それを一度も聴かずに
WSに参加される方が
時折見受けられる。

これはもの凄くソンだと思う。
まぁ個人の自由なので
聴いてこなきゃダメだということでもないが
聴いてくるのと聴いてこないのとだと
WSそのものの受け止め方が
大きく変わってくる。

学生時代よく言われたことだと思うが
予習・復習の予習にあたる事柄だ。
これは本当にお勧めしたい。

偉そうにあれこれ書いてきたが、
自分に対しての戒めでもあるので
勘弁してほしいw。

そしてminiライブ。
miniだがやっぱり60分を超えてしまったw。
我らがSASも47周年なので
46年前の新曲「いとしのエリー」を
久しぶりに弾いてみた。
これは弾いていても気持ち良いし
おそらく聴いても気持ち良い曲だと思う。
名曲である。

セットリスト
1。ルパン三世’78
2。パラピリプルペレポロペロパロリン
3。いとしのエリー
4。ミモザ
5。どんぐりころころ
6。かえるの合唱
7。モウじきたべられるボク
8。カノン
9。君のタンバリン

アンコール
・オー・シャンゼリゼ

miniライブにはウクレレには関係のない
子供ばんどの頃のファンの方も来てくれて
ライブ終了後に声をかけてくれた。
長い時を経て再び会えるなんて
音楽はつくづく面白いものだなぁと
感慨深かった。

参加してくださった皆さま、
ポエポエスタッフの皆さま
ありがとうございました。
次は6/15(日)ポエポエ名古屋で会いましょう!