昨年秋にリズムに特化した本、
『ウクレレがうまくなる「かんたんリズム教室」』
をリットーミュージックから出した。
今までウクレレ界隈では
無かった切り口の本だ。
この本の出版をきっかけに
リズムに特化したWSをスタートさせた。
今回はポエポエ名古屋。
初級~中上級~ミニライブという流れだ。
本を出してから割と早い段階で
オファーをいただいた。
ありがたいことである。
WSでいつも心がけるのは
「なるほど!」とか
「あ、これは出来ちゃうかも」という
参加者の気づきだ。
現場では出来なくてもいい。
そりゃ初めてのことに挑戦するのだから
出来ないというのが出発点だからね。
だからこそ「出来るかも」とか
「そういうことなのか」という気づきは
とても大切。
それが楽しく、愉快に伝われば
WSは教える方も教わる方も大正解。
今、教える方、教わる方と2つに分けたが
厳密にいうと、そこは一緒なのだ。
先生も生徒もなく、共に歩む感じだ。
実際に
「こうやって弾いているのですが、
それでも大丈夫ですか?」と
質問が出ることがある。
それは時としてこちらが
「おぉ~なるほど」となることもある。
そしてもう一つ「大正解」と書いた。
これも甚だ怪しい言葉で、
正解というものは無いと思っている。
弾いた人が楽しめて
音が素敵ならそれで十分だ。
ではなぜWSを?となる訳だが、
基礎は知っといて損はない
ということに尽きる。
長い歴史の中で形作られたモノには
それなりの意味がある。
より多くの人が
「素敵な音色だ」と感じる音は
こうやって弾いているからだよと
エッセンスを伝えることはできる。
僕の中にはもう一つの判断基準がある。
「カッコいい」か「カッコ悪い」か。
素敵な音色でも素敵なメロディーでも
心が動かないことがある。
おそらくそれはその音楽を
総じて「カッコ悪い」と
感じているんだと思う。
ただここも微妙なのである。
「カッコいい」だけのものには
これっぽっちも心が動かない。
「カッコいい」中に「カッコ悪い」があると
それは「めっちゃカッコいい」ものになる。
その逆も同じで、
「カッコ悪い」中に「カッコいい」があっても
同様に感じる。
あれこれややこしいことを書いてきたが
「教える」vs「教わる」
「正解」vs「不正解」
「カッコいい」ws「カッコ悪い」
これらはいつも表裏一体、
光と影のような関係だ。
そしてそれぞれのバランスの違いで
好みなのかそうじゃないのかが
きっと決まってくるんだな。
あ~~音楽はめんどくさくて楽しいw。
WSに参加してくれたみなさま!
お疲れ様でした~。
ミニライブはWSの内容に沿って
プチ解説しながらの選曲になった。
セットリスト
1。シャムロック
2。見つめていたい
3。君に、胸キュン。
4。lemon~パプリカ
5。どんぐりころころ
6。寿限無
7。しあわせのうた~風とおさんぽ~
8。ルパン三世のテーマ’78
WSもミニライブも楽しかったw!!
いつもありがとう~!