夏に巣鴨で知り合い
秋に吉祥寺で飲み散らかし
冬には新宿のライブで
ご一緒させていただくという
ご縁をいただいた。
誰あろう
アコースティックギタープレイヤーの
岡崎倫典さんである。
とあるご縁で出会い、
そこでの僕の演奏を
とても面白がってくださり、
倫典さんが定期的にやっている
新宿曙橋のBack in Townに
ゲストで呼んでいただいた
というわけだ。
実は8月に倫典さんのライブに伺っている。
これが僕にとっての初生倫典ソロライブ。
メロディーは美しく
それを引き立てるコードワークで
さらに引き込まれていく。
それだけではなくレンジも広く、
ベースラインも同時に弾いてしまう。
いろんなことを同時にやっているのだが
とにかく繊細なのだ。
しかしながら
実に熱い瞬間がある。
曲紹介のMC後から弾きだすまでの
ほんのわずかな時間がそれだ。
「○○を聴いてください」とMCが終わる。
ギターを構える。
音はまだ何も出ていない。
倫典さんも動いていない。
だけどそこには
音楽家としてのドロドロとした
熱いマグマのようなエネルギーが感じられる。
ほんの1~2秒の出来事だが
これが毎回来る。
多分僕の中では、
この時点ですでに倫典さんの
演奏は始まっているんだな。
まさに息を呑む一瞬である。
そして弾きだした瞬間の美しい音。
もうすでにここで解放されてしまう。
そこにギターの音が入ってくる。
これはヤバイ。
倫典さんはアコギのインストなので
お客さんもそういった音楽が
好きであろうことは
容易に想像ができる。
さて、勝誠二として何をやるか。
実はこの数日前に
倫典さんのラジオ番組の収録があった。
そこで言われたのが
「久しぶりにネジ飛んでるヤツを見た」とw。
僕にしてみたら最高の褒め言葉だ。
ならば「ネジの飛んだヤツにしよう」と決めた。
セッションで4曲、ソロで3曲。
で結局こんなセトリになった。
1。Summer Samba(セッション曲)
2。ルパン三世のテーマ’78(ソロ)
3。かえるの合唱(ソロ)
4。カノン(ソロ)
5。チューリップ(セッション曲)
6。I will(セッション曲)
7。Jingle Bell Rock(セッション曲)
アンコールも含め
7曲もやらせていただいた。
何かと面白がっていただいて
僕も楽しむことができた。
緊張もあったが
自分が想像していた以上に楽しかった。
僕も後輩たちに
こんな風に接することが出来たらなと
思える素敵な先輩。
それが倫典さんだ。
2020年1月には倫典さんの番組が放送される。
どうかそちらもチェックしてほしい。
番組についての詳細はこちら
https:/