RIOさんから連絡があった。
ピコレレという新たなイベントを
名古屋でやりたいと。
そこにゲストで出て欲しいと。
もちろん喜んでと返事をした。
ピコとは「真ん中」とか「おへそ」などの
意味があるそうだ。
確かに名古屋は日本列島の真ん中だ。
さて通常のイベントであれば
ゲストの持ち時間、
というか持ち枠は1回だ。
時間にすれば2~30分程度であろう。
ところが今回は2回のステージがある。
オープニング10分と夕方のステージ20分だ。
オファー内容は
「オープニングは華やかに始めたい」とのこと。
1回のイベントで2ステージというのは
やったことがないのでお引き受けした。
やったことがないのに
断るのも変だと思うし、
もしかしたら自分が思っている以上の
何かが生まれる可能性だってある。
もちろんその逆の可能性もある。
自分にとってもチャレンジである。
しかしながら
10分という持ち時間は
実に微妙な時間だ。
1曲3分として3曲。
4分とすると2曲。
2曲ではちょっと足りない感じだ。
主催者が意図していることは理解できるので
あれこれショートバージョンにして
オープニングの選曲は
ルパン~ハッピーサマーデイ~ピスタチオという
怒涛の流れだ。
問題は夕方からのメインステージだ。
ベーシスト渡邉裕美に手伝ってもらうので
それが活かされるようなセトリにしたい。
ベースの入る「ルパン」を
皆さんにお聴かせしたいのだが
オープニングでやってしまっている。
2~30分のワンステージなら
セトリの構成は組み立てやすいのだが、
2回のステージとなると
実に組み立てにくい。
どこにメインを持っていけば良いのかが
決められない。
いつものように「カノン」もやりたい。
しかし20分の中でベーシストが出入りするのも
どうも落ち着かない。
「ルパン」が無い。
「カノン」が無い。
「ピスタチオ」も無い。
そんな中で考えたのが
ベースと二人でやる「カノン」だ。
誰も想像しないようなことが
起こるのは本当に楽しい。
冒頭で言った「何かが生まれる可能性」が
まさにこれだ。
ライブに対する考え方は
いつもひとつだ。
皆さんにワクワクしてもらいたい。
この一点だ。
これはつまり皆さんの想像を
どう超えていくかってこと。
これが驚きにつながるし、
感動につながると思っている。
さて、今回のピコレレでは
もう一組のゲストもいる。
フラリーパッドだ。
なかなか一緒にやることがない
フラリーと一緒になるのは
本当に楽しみだ。
このピコレレがきっかけで
そのままプチツアーに出ることにもなった。
それも楽しみだ。
MCはTomoさん。
これも心強い。
Tomoさんは手作りの被り物を
いくつも持ってきていたw。
イベントに対する愛が感じられる。
さすがである。
フラリーとのセッション曲の後、
まさかのアンコールをいただき
テキーラを。
袖で見ていた渡邉裕美が
途中から参加してきたw。
これもさすがである。
セットリスト
1st stage
1。ルパン三世のテーマ’78
2。ハッピー☆サマーデイ
3。ピスタチオ
2nd stage(w/渡邉裕美)
1。寿限無
2。かえるの合唱
3。カノン
4。急げ!サイダーポップ
アンコールセッション(w/フラリーパッド)
・Ebony and Ivory
・テキーラ(w/渡邉裕美)
会場1Fで主催のRIOさんや
ボランティアスタッフの皆さんと
打ち上げ。
第1回目ということもあり、
いろんな意見も出て
次につながっていくと良いなと思える
素敵な打ち上げだった。
主催のRIOさんのイメージが
形になったピコレレは
ウクレレがメインの素敵なイベントだった。
2回3回と続くと良いなと思う。
ボランティアスタッフの皆さんも含め
本当にお疲れ様でした。
この勢いでフラリーとのプチツアーも
頑張るぞ!