レポ:6/30(日)HanaKatz@渋谷Living Room Cafe&Dining


縁あって13才の少女と一緒に
ライブをやることになった。
インターに通うHanaちゃんの歌声は
とても13才とは思えないほど
大人びている。

場所は渋谷スクランブル交差点近くの
Living Room Cafe&Dining。
こんなに駅の近くに
こんな素敵なお店があるなんて
全く知らなかった。
シックなのにゴージャスなのだ。

ライブ当日までに3回ほどリハをした。
初日は選曲も兼ねての初顔合わせ。
選んでくる曲が実に渋い。
僕らの世代が聴いてきたような曲を
13才の少女が歌う。

聞くとどうやら普通に
この手の曲は好きらしい。
本人はウクレレを弾きながら、
時にはピアノを弾きながら
力むことなく、恥ずかしがることもなく
淡々と歌っていく。
フワ~~~ッとした感じで歌うその姿は
もうホントに妖精のようだ。

好きな世界はかなりハッキリしていて、
選ぶ曲が割と似かよっている。
そりゃそうだ。
僕だって中学だった頃は
ビートルズばかりだった。

ただライブとなると話は別だ。
ある程度のバリエーションは欲しい。
元気な曲、楽しい曲。
その中にHanaちゃんが
好きだという曲が入ってくれば
そのどちらもがより一層輝いてくる。

それなら何か一つの流れみたいなものを
作ったほうがいいと思い、
1st stageをHanaソロで、
2nd stageはKatzソロで、
3rd stageは二人で
ということにしてみた。

ライブはフルコースのようなものだ。
いくらパスタが好きだからといって
スープがパスタ、
オードブルがパスタ、
メインがパスタ、
デザートがパスタ、
そんなコースはゴメンだ。

スープも美味しいね。
オードブルもオシャレだったね。
メインのパスタはさすがだね。
デザートもペロッと食べちゃったよ。
こんなコンサートが僕は好きだ。

2回目。3回目のリハでは
楽器の組み合わせを変えてみたり
ステージ上での
コミュニケーションの取り方なんかも
色々やってみる。

つまり僕はそういったことを
伝える係なんだな。
僕が知っていること、
経験で培ってきたもの、
そんなことをHanaちゃんに伝えながら
コンサートを作っていく。

本人もやったことがないようなことを
少しずつ増やしていけたらなと。
完全に親のような気持ちであるw。

日本語の歌はあまり知らないとのことなので
あえて「南の島のココナッツ」を
歌ってもらうことにした。
大人びた歌の多い中で、
彼女がこの歌をどう歌うのか
とても楽しみだったというのもある。
それなりに解釈してくれて
いつもとは違った「南の~」になったと思う。

当日、会場には約150名にものぼる
多くの皆さんに来ていただいた。
どんだけ人気者なんだw!

それぞれのステージの合間には
カメラマンの斉藤みきさんの
フォトムービーが店内に流れる。
とてもクールだ。

ライブは終始和やかで
歌声に惚れ惚れし、
だけどMCは13才な感じでホノボノ。
なんとも素敵なバランスだ。

双子の姉妹で歌うCreepは
鳥肌ものだったし、
学校で習っているという
Built Me Up Buttercupは
クラスメイトたちがステージに上がって
一緒に歌った。
その光景は、とても暖かいものだった。

1st stage(Hanaソロ)
1。I don’t know my name
2。Hana’s Original
3。Creep
4。Always Remember Us This Way(w/Katz)
5。Don’t Dream It’s Over(w/Katz)

2nd stage(Katzソロ)
1。ルパン三世のテーマ’78
2。Bohemian Rhapsody
3。かえるの合唱
4。ピスタチオ
5。カノン
6。南の島のココナッツ(w/Hana)

3rd stage(HanaKatz)
1。Somewhere Over the Rainbow
2。Fight Song
3。City Song
4。Shallow
5。Imagine
6。Built Me Up Buttercup

アンコール
・Riptide(Hana)
・Love of My Life(HanaKatz)

実はもう次のライブも決まっている。
9/21(土)祐天寺にあるFJ’sだ。
興味のある方は是非。

Eric& Junkoさん、ありがとうございました。
みきさんもありがとう!
次も楽しみだ!!