レポ:11/18(日)札幌fudge


昨年に引き続き二度目のfudge。
前回やらせていただいたのは
まだ雪残る3月だったと思う。
今回はまだ雪降る前。

と言っても前日の沼田で
初雪は体験済みだ。
札幌の人たちより先に
初雪を体験してしまった。

実はうっかり札幌の宿を
取り忘れていたということを
2日前の沼田入りした時に
思い出した。
まぁ沼田に着いてネットで探せばいいやと
軽く思っていたのだが
沼田のSさん曰く
「勝さん!まずいですよ!嵐ですよ」と。

そうなのだ。
ジャ○ニーズの嵐の最終日なのだ。
ホテルはどこも満杯。
やばい。
野宿か。

いろいろ調べてみてもらったところ
札幌から4~50分の小樽まで行けば、
なんとか泊まることができそうだ
ということが分かった。

ライブが終わって
荷物を持って小樽か~。
まぁそれも悪くないかもな。
旅っぽいしな。

そこで沼田のSさんが
「札幌でホテルの支配人やってる
同級生がいる!」と
素敵なことを思い出してくれた。
連絡を入れてみると
なんと偶然にもすすきののど真ん中で
1部屋押さえることが出来た。

なんという強運。
というかSさん、ありがとうございました。
旅とはいえ、ライブ終了後に
小樽までの移動は悲しい。

ということで
昼頃に着いた札幌駅から
すすきの交差点まで
テクテク歩いて行ってみる。
それほど寒くもなく、むしろ快適だ。

チェックインを済ませ
近所で寿司を食べ
カフェでゆっくり過ごし
ホテルへ戻ると
なんと伊達の人たちとバッタリ。

大変な地震が起こった、
まさにその震源地の隣で
スタッフとして忙しく働くYちゃんらと
当時の様子や最近の様子などを聞き、
本当にみなさん頑張られたのだな
ということが痛いほど伝わってきた。
そんな中、
わざわざ札幌まで来てくれて嬉しかった。

そして夕方にfudge入り。
fudgeは来年春には無くなってしまう。
建物の老朽化により
もうすぐ建物そのものが取り壊されるらしい。

どうもここら界隈は
当時の若いエネルギーの溢れる
アーティストたちが
いろんなことを
自由に発信してきた一角らしい。
移転はするのか尋ねてみると、
「ここで育ったからね~」と
寂しげな様子。

一つの歴史が終わるというのは
次が始まるということだから
それを楽しみにしたい。
また出会えるといいなと思うし、
多分、どういう形になるかは分からないけど
きっと会えると信じている。

まぁそんな話もあるが、
だからといっておセンチなライブは
やらないのであるw。
大学時代の先輩も来てくれたし、
大いに盛り上がったのである。

セットリスト
1st stage
1。ルパン三世’78
2。パラピリプルペレポロペロパロリン
3。I will
4。恋は水色
5。ベンチャーズ・メドレー
6。寿限無
7。ボヘミアンラプソディー
8。モウじきたべられるボク

2nd stage
1。どんぐりころころ
2。とんぼのめがね
~かわいいかくれんぼ
3。Can’t Buy Me Love
4。残酷な天使のテーゼ
5。ピスタチオ
6。カノン
7。かえるの合唱
8。急げ!サイダーポップ

アンコール
・ハワイさん
・きらきら星

最後の「きらきら星」は
北海道民のタフさに感動したので。
地震後、大停電があった。
北海道から全ての灯が消えた。
地震、停電のダブルパンチだ。

そんな中、
SNSに星空の写真が上がっていた。
まさに満点の星空だ。
「みんな、見て見て!星空が綺麗!」って
コメントだった。
街から灯が消えたことで、
星空がさらに浮かび上がった訳だ。

大変な状況なのに
星空に目を向けるなんて
なんてタフなんだと感動した。
だから最後に「きらきら星」。
僕の感動を伝えたかったからね。

北海道ツアー最終日の打ち上げは
伊達の皆さんとすすきので
盛り上がったわけである。

いろんなことがありすぎて
ここにはとても全部書ききれない。
とにかくいろんな人たちに
助けてもらった北海道でした。
心からありがとう!