阿佐ヶ谷ジャズストリートなるイベントが
あるということは知っていたが
行ったことはなかった。
昨年は、エリックと成相さんの
井の頭4丁目バンドで出たらしい。
その流れから、今年は
井の頭4丁目ブルースバンドと
ビートアスで出ることとなった。
会場は、丸の内線阿佐ヶ谷南からほど近い
Last Guitars の目の前。
今関畳店前の特設ステージ。
向かいにはマンションが立っていて、
こんなでかい音でいいのか?と
ちょっとドキドキするぐらいの音量なのだが
20数年の歴史を持つこのイベントの方が
どうも優先されているらしい。
そして阿佐ヶ谷周辺のあちこちに
たくさんのステージがあるのだが
不思議なことに、
他の会場からの音は聞こえてこない。
結構近いところにある会場からもね。
興味深かったのは
かなり多くの人が集まる。
足を止めるというより集まってくる。
そしてバンバン投げ銭箱にお金を投げ入れる。
海外では、よく見る光景だが
日本ではかなり珍しいんじゃないかな。
それほど地域住民に馴染み、定着し、
住民の理解もしっかとあり、
愛されているイベントなのだということが
感じ取れる。
まずは14時から井の頭4丁目ブルースバンド。
先日のライブから急遽メンバーになった
きらきらみさこちゃんを加えての4人編成。
とりあえず前回のような大きなトラブルもなく
楽しく愉快なステージだった。
特に面白かったのはエリックのソロコーナー。
ソロコーナーではあったが
メンバー全員でやった
「Head, Shoulders, Knees and Toes」は
爆発的に面白かった。
そして意外に難しいw。
さすがエリック。
セットリスト
1。井の頭4丁目ブルースバンドのテーマ
2。ハロウィンロック
3。ハモニカ横丁
4。オンリーユー(エリック・ソロ)
5。Head, Shoulders, Knees and Toes
6。パラピリプルペレポロペロパロリン(勝ソロ)
7。アロハ吉祥寺
8。井の頭パーク
9。テキーラ
そして17時からはビートアス。
少しずつ日が暮れてくる素敵な時間帯だ。
この頃になってくると
子供の数が俄然増えてくる。
ステージ前には
いくつか椅子が並べられているのだが
その前に地面に直に座って
リズムに合わせて体を揺らしながら
我々の演奏を楽しんでいる。
いいな。
僕が子供の頃には
こんなことは無かったな。
せいぜいチンドン屋が
スーパーの大売り出しかなんかで
チンドンやる程度である。
ま、それはそれで味わい深いのだが。
このビートアスも、
きらきらみさこちゃんを加えての
3人体制。
人とやるのはやはり楽しい。
特にベーシストとしての立場からいうと
やはり人間の打ち出すリズムの方が
合わせやすい。
曲調によって音量の調整もスムーズだしね。
残念なことがあるとすれば
成相さんのギリギリの足技が
見れないというのは
ちょっと残念ではあるがw。
セットリスト
1。オブラディ・オブラダ
2。イン・マイ・ライフ
3。ヘルプ!
4。イエスタデイ
5。アイ・フィール・ファイン
6。イエロー・サブマリン
7。レット・イット・ビー
8。バースデイ
9。ヘイ・ジュード
そうそう、
ベースを貸してくれた石井くん。
ありがとう!
リッケンバッカー4001のシェイプを持つ
チージーウクレレの制作者である。
見た目はリッケンだけど
音はホフナーという
ちょっと脳がバグりそうになるベースであるw。
ちなみに成相さんも
ユニオンジャックの325タイプの
ウクレレを貸してもらってたな。
これも石井くんの作品。
どちらも良いんだな、これが。
終わった後は、
ちょいと近所の赤提灯で小一時間。
なかなか優雅な1日であった。
また来年も出たいなと思った
阿佐ヶ谷ジャズストリートであった。
ご縁をいただいた小山さん、
ありがとうございました。