北海道ツアー最終日は旭川。
会場は住宅街にある素敵なカフェ「北珈館」。
ホッコウカンと読む。
ちゃんとPAもあるし
驚いたことに照明もちゃんとある。
実はこれはなかなかに珍しい。
カフェでウクレレのライブというのはよくあるが
そこには簡易PA的なものはあるが
照明まであるというのは本当に数少ない。
マスターがそれくらい
ライブが好きなんだろうということが
伝わってくる。
リハを終え外に出てみると
どこからかコウコウという声が聞こえる。
ふと空を見上げると深く垂れ込めた寒そうな曇り空を
白鳥が列をなして飛んでいることに気がついた。
白鳥の鳴き声がコウコウというのは知っていた。
だが実際に聞いたのはこれが初めて。
ましてや渡鳥として
飛んできているのをみるのは初めてのことだ。
日本昔話のワンシーンを見るようだった。
閑静な住宅街のこの空を
白鳥たちは渡ってきたのだ。
おそらく住民にとっては
いつものことで何気ない風景のひとつなんだろうけど
初めて見る僕にはとても新鮮だった。
大地の力を見るような気持ちになった。
北海道最終日の旭川ではまずWS。
Stand by meのストラムのバリエーションについて紐解く。
コード進行そのものはとてもシンプルなものだが
シンプルが故にストラムの仕方で
曲の表情が全く変わる。
さらに簡単なメロディーで間奏にもチャレンジ。
目から鱗なメロディでも
コードと合わせて弾くと
立派なウクレレソロとなる。
そしてライブの本編1曲目がこのStand by meだ。
会場の都合でみんなでステージに上がることは出来なかったが
ライブから参加した方々は
そのクオリティに驚いたのではないかと思う。
さぁ、いよいよライブ。
初めての方が多いとのことで、
歌ったりソロを聴いてもらったり
ワァワァやったりで大忙しのライブだったかもw。
セットリスト
1st stage
1。Stand by me(みんなで)
2。sleepwalk
3。パラピリプルペレポロペロパロリン
4。Time after time
5。Fly me to the moon
6。ピスタチオ
7。おとうさんの腕時計
2nd stage
1。しあわせのうた~風とお散歩~
2。モウじきたべられるボク
3。寿限無
4。かえるの合唱
5。カノン
6。君のタンバリン
7。急げ!サイダーポップ
アンコール
・ルパン三世のテーマ’78
今回の北海道ツアーでは
Fly me to the moonに初挑戦してみたり
おとうさんの腕時計を久しぶりにやってみた。
場所が変わればやる内容も変わる。
お客様とのやりとりだって当然変わってくる。
そんなことを考えながら3日間を過ごした。
そのどれもが僕にとっては
忘れられない時間だったことは間違いない。
3日間、アテンドしてくれた
Sさん、Iさん本当にありがとうございました。
2023年の春の北海道ツアーのアイディアも出たりして
来年も楽しみだ。