久しぶりのhachi&Aigoz(以下Aigoz)。
しかも会場は西新宿のうどん屋。
そしてそのうどん屋の名は「ギビツミ」。
ジャパニーズロックのヘビーファンなら
ついニヤリとしてしまうネーミングだ。
忌野清志郎(以下キヨシロー)後期の名曲である。
うどん屋に「ギビツミ」と
名付けてしまうくらいの店なので
店内BGMはRCをはじめとする
キヨシロー絡みの曲だ。
そこはまるで小さなキヨシロー記念館
とでもいうようなもので溢れている。
アルバムジャケットはもちろん
手書きのカンペが飾られていたりと
マニアにはたまらない風景だ。
もちろんうどんは美味い。
でなぜここでライブをやることになったかというと
あらましはこうだ。
ある日、キヨシローが初期に使っていた
アコギがハチさんのところに届けられた。
落書きが所構わずされ、
シールがあちこちに貼られた年季ものだ。
「これは僕のところにあってもしょうがない」
とハチさん。
「ギビツミに展示してもらおう」ということになり、
どうせなら展示記念でライブをやろうとなった。
小さなうどん屋だからドラムは持ち込めない。
おまけに大きなアンプも持ち込めない。
ハチさんと僕はそれぞれ小さなアンプを手に入れ、
ドラムはカホンになった。
そうそう、
ドラムが関ちゃんになってからの
新生Aigozの初めてのライブだ。
うどん屋でカホンだw。
ゲストにイラストレーターのアサミカヨコを迎える。
彼女はRC関係のジャケットのイラスト等も描いている。
キヨシロー愛に溢れまくっている方だ。
オープニング・アクトをやってもらい、
アンコールではゲストボーカルとして
数曲参加していただいた。
これが実に楽しかった。
愛溢れるボーカルは決して上手くはないが
心を掴む。
そしてそれは笑顔を生む。
笑いながら、楽しいのにちょっと泣く。
幸せが涙を生む、そんな感じだ。
Aigozのライブはいつも飄々としている。
MCがハチさんだからねw。
ハチさんはいつも自然な感じでそこにいる。
初めての関ちゃんも、
カホンも小さなアンプ2台も
実にAigozに、そしてギビツミに馴染んでいる。
定期的にやりたいくらい。
アンコールが終わると
いよいよ例のアコギのお披露目。
「おぉぉぉ~~~」とドヨメキが起こる。
そりゃそうだよね。
そのアコギをを抱えている
キヨシロー少年の写真もね。
「この写真のこれがアレです」的なw。
セットリスト
1。イエスマン
2。ギビツミ
3。たまらない夜
4。エヴァ
5。愛し合えるベッドに連れて行って
6。ママ
7。イヴの夜
8。栗原さん
9。想像してごらんよ
10。どーして道端でやらねぇんだ
11。約束
12。お掃除おばちゃん
アンコール(w/vo.アサミカヨコ)
・たとえばこんなラブソング
・スローバラード
・トランジスタラジオ
来てくれた皆さん、
スタッフとして手伝ってくれた皆さん、
そしてギビツミの皆さん、
ありがとうございました~。
今度はうどん食べに行くw!