レポ:12/11(土)千歳烏山TUBO(hachi&Aigoz)


コロナで二進も三進もいかなくなって
日本中のライブハウスが
無くなってしまうのではないかという状況の中、
TUBOと懇意にしているちくわぶが
“TUBO+AID!!”という救済イベントを企画した。

それが今年の6/18,19に行われた
千歳烏山のlive bar TUBO救済イベントだ。
hachi&Aigozで参加した。

皆さんのおかげでなんとか閉店は免れ
今回はそのお礼イベントだ。
「音返し」と書いて「おんがえし」と読む。
どういう恩返しかというと
ライブは配信のみなので
皆さんが買ってくれたチケット代が
丸っとミュージシャンに還元される。
太っ腹だ!

hachi&Aigozでやるのは
あの時のTUBO以来、2回目だ。
相変わらず楽しい空間は
マスターやママのお人柄もあるのだろう、
とてもリラックスできる空間だ。

我々が会場に着いたときには
<おまかせ家族>というバンドの演奏中だった。
ちくわぶ ,TUBOくま,ジェンキンス関 ( 関 春彦 ),
徳橋有 ( Yu Tokuhashi ) , Woody Little等が繰り出す音楽は
喋るように歌うし、歌うように喋る。
そこの境目がないのがとても面白かった。

息を吸ったり吐いたりするのと
同じような感じとでも言おうか。
キッチリと作り込んでいくのも
ひとつのやり方であろうが、
こういう風に時間が過ぎていくのも素晴らしい。

僕個人としては、
実はこういうやり方にすごく強い憧れがある。
というのも僕のやり方は
作り込んでいくというスタイルだからだ。

やる曲や曲順を
その場で決めていったように見えるライブでも
実はキッチリとリハーサルをしている。
現場の空気に合わせて
2~3パターンのセトリは用意するもののだ。

いつかあんな風にできるようになるといいなと
心から思う。

さてAigozである。
リハを重ねる度に少しずつ変化し続けているバンドなので
マニアックな目で見ると
その微妙な変化も十分楽しんでもらえると思うw。
まるっきりアレンジが変わっちゃったり
コーラスが変わったり、色々だが。
まぁやっている方はすこぶる楽しい。

どんな風になろうと思って
3人で音を出しているのか
相手がどう思っているのか、
自分はそれに対してどう出すのか。
トリオだと音の隙間があって自由度も高いが、
その分、責任(というのかな)が発生する。
それがうまく噛み合った時などは
まさに「快楽」そのものである。

セットリスト
1。エヴァ
2。すんだこと
3。たまらない夜
4。イヴの夜
5。ライアン
6。ピカピカ
7。セサンマンサ
8。ススイノスイ
9。お掃除おばちゃん

アンコール
・イエスマン

いつかソロでウクレレでも出てみたいな。
きっとそんな日は、そう遠くないと思うんだ。
ありがとう~ちくわぶ。
TUBOもありがとうございました~!