前日のビートアス@町田の翌日は
hachi&Aigoz(以下Aigoz)の
高円寺ショーボートである。
タイプの違う2組だが
自分的にはそう大きくは違わない。
どちらも「音楽を楽しむ」という
大枠は変わらない。
とここまで書いて
「あ、そうか」と気づいた。
僕は、例えばコンサートを行うとき、
————
・使用する楽器で自分の音楽が変わることはない。
・それぞれのバンド(またはソロやユニット)で
自分を切り替えていない。
————
こんな感じなのだが、
これはどうやら「自分を楽しむ」という
軸がありそうだ。
なのでウクレレを弾く時と
モバイルベースを弾く時と
エレキベースを弾く時は
僕の中で1ミリも変わらず
つまり「楽しい自分」がそこにいるだけだ。
Aigozもそのひとつ。
現在の僕の音楽活動で
唯一のエレキバンドだ。
しかも使用楽器は8弦ベース。
※8弦ベースについては僕のYouTubeチャンネルへ!
→https:/
Aigozきっかけで30数年ぶりに
引っ張り出してきた8弦ベースが
今、めっぽう面白い。
Aigozで使い始めた時は
8弦ベースとして使っていた。
(ちょっと何言ってるか分からないw)
つまり常にベース弦とオクターブ上の複弦は
同時に鳴っているということだ。
リハを重ね、ライブも5回目となると
少し弾き方に工夫が出てくる。
つまり複弦を鳴らさず
ベース弦だけを弾くという工夫だ。
そしてもうひとつ。
ベース弦に対して複弦を鳴らす割合を調整する
ということだ。
この2つが出来るようになれば
ノーマルのベース音から
複弦を含む、いわゆる8弦サウンドまで
シームレスでイケる。
表現の幅が格段に広がる。
まだまだだが
わ~い、コレ楽しい~!!であるw。
さて今回もオープニングアクトは
ちくわぶのおふたり。
ボーカル&スライドギターのエマちゃんも
たまらない魅力なのだが
その横でギターを弾くリヒトくんの
タイム感が素晴らしい。
エマちゃんがボーカルに専念する曲だと
伴奏楽器はリヒトくんのギターだけとなる。
驚くのは、ひとりだけどひとりじゃない空気というか
バンド要らずというか。
決して手数が多いとかトリッキーなテクニックが
とかではない。
1小節に4分音符4つでグルーブする。
いや~素晴らしい。
ちくわぶはO.Aなので
普通なら最初に出る訳だが
出番前に楽屋で世間話などしているうちに
Aigoz~ちくわぶ~Aigozって
面白いよねって話になって
Aigozから始めようということになった。
訳もなく「よっしゃー!」と盛り上がる。
きっとスタッフはテンテコ舞いだったと思う。
セッティング替えとかあるからね。
申し訳ない。
でも楽しかった。
Aigozの特徴のひとつである韓国の歌、
ススイノスイ(訳:hachi)では
hachiさんがケンガリを、
僕がチンを叩くというシーンもあり、
なんかもうホントに変わったロックバンドである。
※ケンガリ、チンについてはこちら
https:/
セットリスト
1st stage
1。Ever
2。ピカピカ
3。すんだこと
4。たまらない夜
5。クデヌン
6。Mama
7。想像してごらんよ
8。The in Crowd
~ちくわぶ~
2nd stage
1。ススイノスイ
2。イヴの夜
3。バンバンバン(Vo:勝誠二)
4。セサンマンサ
5。星たちの夕べ(w/ちくわぶ)
コロナ禍による営業時間の都合で
2部はやむなく短めとはなったが
なんだかリラックスした素敵な時間だった。
来てくれた皆さん、
ありがとうございました!
ショーボートも無理を聞いてくれてありがとう!