レポ:5/3(金祝)東京ミッドタウン


GWの真っ只中、
天気も最高の中で
東京ミッドタウンで行われている
Hawaii Music & Life Fes. 2019に
出演した。

4/27~5/6の期間が
東京ミッドタウンがハワイになる
という訳だ。
その中で全部で4回ほどの
ステージをやることになる。

幸いにも天気に恵まれ
まさにハワイのような気温、湿度、
そして爽やかな風。
僕が出たのは芝生エリアと
コートヤードの2箇所。

まずはコートヤード。
ミッドタウンウエストを通り抜けると
ウッドデッキのスペースがある。
そこがコートヤード。

ウッドデッキにはテーブル席があり
それぞれにみんなのんびりしている。
そこにマイクなどがセットされている。

ちょっと不思議だったのは
マイクの向きがテーブル客を
背にする向きに立てられている。
つまりテーブル席でくつろいでいる
人たちを背にしながら
パフォーマンスするということだ。
確かにそこに立つと
目の前にはいくつか椅子が並べられていた。
僕の背中側にはテーブル席がある。

分かるかな~これ。
つまりステージ上に
お客さんがいるということだ。
で実際に僕のライブを見るお客さんは
僕と僕の後ろにいる普通のお客さんを観る
ということになる訳だ。

ちょっと不思議な感じの中で
最初のステージがスタートする。
イベントスタッフから
後ろのお客さんのことは
あまり気にしなくて良い
という旨を伝えられたw。

つまり僕としては
目の前にいるお客さんたちに向けて
ライブをすればいいという訳だ。
がしかし後ろにいる方々にも
音は聞こえている訳で
曲が終わると拍手も起こる。
なので後ろの皆さんにも
少しはアピールしなければと
本能的に思う。

このような状況下での
ライブ経験がないので
非常にあたふたした感じでの
ファーストステージであった。
それなりに面白かったのだが
自分の動揺ぶりに気が付いたのは
そのステージが終わって
腕時計を見た時だった。
20分ステージのはずが
10分ちょっとで1stステージを
終えてしまっていたのだw。
これには自分でも流石に苦笑い。

2ndステージは芝生広場。
青々とした芝生に思い思いにシートを敷き
お弁当を食べたりジュースを飲んだり。
小さな子どもから大人まで。
まさにハワイだった。

ライブは小さな子どもたちが
集まってきたので
当初の予定を変えて童謡を入れた。
子どもたちの反応が面白かったし、
それをニコニコ見ている親御さんたちの
笑顔も素敵だった。

2ndステージの途中で気が付いた。
このイベントは
「みなさん勝手にゴロゴロしてるので
僕も勝手にここで演奏しま~す
お互いのんびり楽しくやりましょう」的な
イベントなのだと。

これに気が付いてからの
3rdステージと4thステージは
のんびり楽しめた。
確かにハワイってこんな感じだ。
聴いているのかいないのか
よく分からないが
どうも聴いているようだという感じ。

自分がステージに立つときは
みんなに「勝誠二」を伝えることを
常に意識してきたのだがここでは違う。
必要なのはBGMだ(ちょっと語弊はあるが)。
素敵な生演奏だ。
まぁお客さんの状況が許すならば
「ピスタチオ」でもカマス準備はできているw。
実際ちょっとナイスな状況だったので
「かえるの合唱」はやってきたw。

3rdステージと4thステージはコートヤード。
状況もつかめた上に、かつて知ったる場所だw。
場所柄外国人客も多い。
そんなところもハワイ感がより一層強くなる。

3rdステージと4thステージの間は
少し空いていたので
今回のイベントに出演するキッカケになった
牧野ミカさんもMCとして別会場にいると聞き
訪ねてみた。
そこはフラの会場で
たいそうな賑わいを見せていた。
ミカさんに会うこともでき
お声がけいただいたことのお礼も言えて良かった。

彼女とは昨年の船橋のイベントで
一度お会いした程度だったのだが、
僕のことを覚えてくださっていて
僕に声をかけてくれた。
こうしたご縁が我々ミュージシャンの
明日へとつながる訳だ。
大切にしたい。

セットリスト
1st stage
1。ルパン三世のテーマ’78
2。銀河鉄道999
3。小さな竹の橋

2nd stage
1。ルパン三世のテーマ’78
2。お熱いのがお好き
3。We are the Champions
4。どんぐりころころ
5。かえるの合唱
6。カノン

3rd stage
1。We are the Champions
2。月の夜は
3。とんぼのめがね
~かわいいかくれんぼ
4。かえるの合唱
5。ブルーハワイ
6。カノン

4th stage
1。いとしのエリー
2。エピリマイ
3。見つめていたい
4。Something
5。ハワイさん

アンコール
・カノン

自分でも想像以上に動揺もしたが、
しかしながら状況が把握できると
それはとても楽しい時間を
過ごすことができたし、
こんなイベントが開催されてるなんて
そもそも知らなかった。

これは自分が出る日じゃなくても
つまりお客さんで来ても楽しめる
そんなイベントなのだ。
素晴らしい1日だった。