道北ツアーである。
旭川~名寄~深川という
マニアックなコースで
北海道を攻めていく。
このマニアックなツアーを
企画してくれたのはSさんだ。
ありがいありがたい。
まずは前日に北海道入りして
沼田で乙姫たちにWS。
これはツアー最終日の深川で
共演するための、所謂レッスンだ。
「おかえりなさ~い!」と
ニコニコで迎えていただき
しっかりとレッスンした。
その日の夜は焼肉~。
翌12日、
旭川のコミュニティーFMりべーるへ。
お昼の生放送番組「ヒルモリタ」にゲスト出演。
我々の世代としては
昼といえば森田ですから
この「ヒルモリタ」というネーミングは
なんともくすぐったい響きなのだw。
パーソナリティーは
以前お笑いをやっていたという森田君。
打ち合わせもなく、
どんどん話は広がっていく。
そのテンポ感というかスピード感は
音楽をやっている僕には
とても心地よかった。
音楽もお笑いも同じなんだなぁと
妙に感心してしまった。
さらに番組宛に
いくつものメールが届いていたことも
嬉しかったな。
生放送が終わると
道民のソウルフード「みよしの」で
餃子をいただき、
いよいよアーリータイムズへ。
煉瓦造りのいかにも老舗という店構えの
アーリータイムズ。
天井や壁には今までの出演者の色紙が
飾られている。
ほとんどが知っている大先輩たちだ。
店内には山ほどのレコードが収納されていて
これは打ち上げなんかで
あれこれ聴いたら楽しいだろうな。
店内の細い階段を上がると
屋根裏風の控え室がある。
ここもまた素敵空間である。
男子の憧れがここにある感じだ。
まさに隠れ家。
しかも今までの様々なライブ映像が
山ほどある。
これはお宝だ。
背表紙を眺めながら
ほほ~と思いを巡らす。
そうこうするうちにライブスタート。
初めての方もいらっしゃるということで
少しずつテンポアップしていく感じの
セットリストにしてみた。
子供ばんど以来来ていなかった
30数年ぶりの旭川でのライブは
暖かく受け止めていただいたし、
想像以上に盛り上がった。
本当に嬉しかったな。
ライブが終わると打ち上げ。
場所はアーリータイムズ。
マスターが作ってくれたちゃんこ鍋を
みんなでつつきながらワイワイやった。
なんとなく北海道的なものは
食べなかったけど
むしろ、より深いところで道民の食を
堪能したのかもしれないと
ホテルに帰って思いました。
セットリスト
1st stage
1。見つめていたい
2。小さな竹の橋
3。赤いスイートピー
4。寿限無
5。ルパン三世のテーマ’78
6。どんぐりころころ
7。かえるの合唱
2nd stage
1。南の島のココナッツ
2。おもちゃのマーチ
3。エピリマイ
4。We are the Champions
5。ピスタチオ
6。カノン
7。急げ!サイダーポップ
アンコール
・ジョニー&マーガレット
・ハワイさん
・ロックのリズム
これは後日談だが、
PAの高橋さんからメッセが来た。
「カノン」の映像を、
いつでも自分で見れるように
限定公開で楽しんでいますと。
普段はそんなことはしない方なのだそうだ。
楽しんでもらえた、
もう一度観たいと思ってもらえた。
それがとても嬉しかった。
そしてそれをわざわざ連絡してくれたことも嬉しかった。
幸先の良い道北ツアーの初日だった。
みんなありがとう!