キワヤさんが100周年である。
キワヤさんの歴史が
日本のウクレレの歴史といわれる老舗である。
ウクレレが売れない時期でも
ウクレレを愛する気持ちから
作り続けていたFamous。
もちろんこの100年は
ウクレレだけではないのだろうけど
どんな時でもウクレレを作り続けて、
販売し続けていてくれたおかげで
今のウクレレシーンがあると断言できる。
この細い糸は太くなったり
細くなったりしながら100年続き
今の僕につながっている。
奇跡のような出来事だ。
そしてこの100周年を記念して
キワヤさんとご縁のある
ウクレレミュージシャンが集まって
この100年のヒット曲を
演奏するCDが作られた。
KIWAYA 100th Anniversary MusicBox 2019だ。
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参加者は、ダニエル・ホー、関口和之をはじめ
若い次世代プレイヤーまで、ソロも含め16組。
CDが出来上がり、
浅草で視聴食事会が開催され
CDを聴きながらワイワイと
盛り上がっていた時、
「イベントやりましょう!」という声が
ミュージシャン側からあがった。
「じゃぁ私がちょっと動いてみます」
「僕、これができるので手伝います」
などの声が上がり開催されることになった。
まさにキワヤさんが愛されている証しだ。
そして東京ミッドタウン日比谷にある
ビルボードでイベントは開催された。
KIWAYA 100th Anniversary MusicBox LIVE!だ。
当日10時に現場入りし、
ステージ周りのセッティングが済むと
みんなで演奏し歌った「愛は勝つ」の
リハーサルだ。
光栄なことにベースを弾かせてもらった。
個々のリハは無し。
まさに1曲入魂ライブの幕開けだ。
出演順はCDの曲順に準じている。
僕の前はELLIさんだ。
keikoちゃんと僕がお手伝い。
僕はここでもベースw。
「やさしさに包まれたなら」でコーラスをやった。
ELLIさんの声はウクレレに合っている。
keikoちゃんもね。
というかウクレレが人の声に
寄り添っているのかも。
そして僕。
Famousのソプラノ(ピックアップ無し)を
弾きながら「赤いスイトピー」を歌う。
僕は基本的にメロディー思考なのだが
この曲はメロディーも良いが歌詞が良い。
続々と出演者が入れ替わり立ち替わり。
最後にみんなで「愛は勝つ」。
さすがにこのメンツでやる
「愛は勝つ」はすごい迫力だ。
出演者も立食パーティーを楽しみながら
過ごすことができた。
岡本会長、原社長、そして林次期社長。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
またこの素晴らしいイベントに
力を注いでくれたスタッフの
みなさんに感謝します。
誰かが最後に会の締めくくりで叫んだ。
「また100年後にお会いしましょう!」と。
そうなのだ。
これは奇跡なのだ。
100年に1回しかない出会いだ。
その出来事の中に自分がいる奇跡なのだ。
人生は素晴らしい。
馬鹿げているかもしれないが
本当に100年後にまた集まれそうな
そんな気さえするイベントだった。