和田静男。
日本の歌謡界に直球のブルースギターを持ち込んだ男。
宇崎竜童をボーカルに和田静男のブルースギターが
日本の歌謡界に突如として現れた。
ダウンタウンブギウギバンドである。
勝少年の心は、彼のギターに鷲掴みにされたのである。
僕にとってダウンタウンと言えば
それはダウンタウンブギウギバンドをさす。
その和田さんとご一緒できるのである。
何と素晴らしいこと!
対バンとはいえ、胸が躍る。
リハは逆リハ。
和田バンド(和田静男+Ds.+Bs)が先。
もうすでにここから勝は感動。
和田さんはレスポールにマーシャル直結。
右手のピッキングとギターのボリュームだけで
全ての音をコントロールする。
そのダイナミクスは驚くほど。
しかも歌う。
これがまたシビレル。
寡黙なギタリストのイメージが強かったため
歌う事自体が意外なのだが、
声の太さ、声量なども十分。
ましてや実に味わい深い歌声だ。
サッチモが歌うのを初めて聴いたとき
「これサッチモが吹くトランペットと同じだ!」と驚いたが、
和田さんの歌は彼が弾くギターと同じだったw。
和田さんの話しばかりになっちゃったので、
ここらで自分のことも少々。
持ち時間40分程度。
まずはひとりでスタート。
和田さんと一緒にやることや
和田さんファンも来るであろうことを踏まえて
ブルースを1曲目に持ってきた。
僕にしては全体的に可愛い感じの曲は少なめで、
お店の感じや和田さんの影響が自然に出た選曲だったな。
どうしてもやりたかった「お熱いのがお好き」も
お店に来た人には分かると思う。
マリリンTシャツも着て行ったし。
そして今回の助っ人「渡邉裕美」the ベースマン。
泉谷しげるのバンドでベースを弾く男だ。
実にタイトで、時にアグレッシブなベースは
本番で大爆発!
こりゃおもしろいw!!
ありがたいことにアンコールまでいただき
盛り上げてきました。
そして和田さんのバンドへと続くわけです。
最前列のマーシャルの真ん前に座るという
特等席を用意していただき
ワインをいただきながらマーシャルの洗礼を受けましたw。
和田さんのアンコールで一緒にやった
「裏切り者の旅」は一生忘れません!
あのギターソロをウクレレで弾いたんだぜ!
すげ~~ハッピーな夜でした。
セッティングしてくれたTさん
ホントありがとう!
セットリスト
1。Bring it on home to me
2。デイトリッパー
3。お熱いのがお好き
4。ピスタチオ
5。カノン
—with Bass—-
6。ルパン三世のテーマ’78
7。チューリップ
8。どんぐりころころ
アンコール
・ジョニー&マーガレット